裾移植について少し書きたいと思います。
- RANT N' RAVE
- 3月27日
- 読了時間: 1分

元のアタリを利用した裾上げ方法を当店では
『裾移植』
と呼んでおります。
ご依頼の際は
『移植でよろしく』と、お伝えください。
しかし、この移植なのですが、かなりセンシティブで
3センチ未満の上げには、布が足りないため不可能です。
かといって、裾幅の誤差が5mm以内でないとちゃんとつきません。
たとえついたとしても形が歪になります。
あまり誤差があると、脇詰めをして裾幅を合わせる必要も出てきますが、
元の形が変わってしまうという難点があります。
裾の始末は三つ折りなので、希望の裾幅と同じでも厚みが出る分変わって見えます。
今回は、だいぶ慎重な事言ったのですが、実際に作業してみたら誤差0でしたww

レプリカ系のジーンズや色の濃いものには元生地との差が出やすいのですが、
ちょっといい感じで仕上がったのでアップしてみました。
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