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後ろポケットの修理

執筆者の写真: RANT N' RAVERANT N' RAVE

本年も宜しくお願いします。


画像のように縦に裂けるようになる穴というのは構造に問題があります。

このような状態になるのは隠しリベットがあるもののみになります。


本物のリーバイス501の通称66前期モデルまでは上記のようなこともあるかと思います。


隠しリベットのないモデルでリーバイス501レプリカなどは意外とこのようなことは少ないですね。


これは内側のステッチが、切れ込みの外側を走ってしまったために起きたことが原因です。

縫い仕様では切れ込みの内側を通るように指示されていると思うのですが、なぜかこんなことになってしまっています。


隠しリベットモデルの方はポケット裏から入り口の三つ折りしてある裏側の端の方を見て

なんともなければ大丈夫です。切れ込みが見えていたらいつか画像のようになるので、

当店としては、早めの修理をお勧めします。



というのは直し後が目立ちやすいからです。


すぐ気づけばステッチを少し移動させてあげるだけで間に合うからいいのですが、

穴としては縦に切れる穴ですので生地の特性上目立ちやすくなります。




結構、大掛かりの修理になりますので、早めの処置が必要と思います。

 
 
 

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